当院の取り組み ①妊孕性温存への取り組み「卵子凍結」

当院では、生殖補助医療の中でも妊孕性温存についての取り組みは非常に多く、

2000年以降多岐にわたり取り組んで参りました。

その中で最も数多く取り組んで参りましたのは、卵子凍結についてです。

簡単に取り組み内容についてご紹介したいと思います。

 

最も実績もある卵子凍結


当院では、2001年、日本で初めての卵子凍結での出産に成功し、

それ以降も件数を重ね、医学的適応の卵子凍結での出産は60名以上となりました。

また、2012年には急性リンパ性白血病患者さまへの卵子凍結による出産に成功しているなど多くの実績を有しています。

現在でも変わらず、卵子凍結の依頼がある際には実施をしております。

世界的に見ても卵子凍結は最も多くの件数が実施されており、成功モデルも確立されているといえるわけですが、

パーフェクトな方法ではないのです。

その点について、以下で解説していきます。

 

卵子凍結のメリットとデメリット


卵子凍結

卵子凍結の方法については、下記の記事でも解説しています。

参考:卵子凍結について

要約すると、メリットとしては、

  • 多くの成功例があること

  • 未婚でも実施ができること

があるかと思います。

 

一方でデメリットとしては、

  • 妊娠に対して必要な卵子を凍結するには卵巣刺激を有する可能性が高い

  • がんの種類によっては卵巣刺激ができない可能性がある

  • 採卵までに時間がかかりがん治療を遅らせることになる場合がある

という点が考えられます。

 

妊孕性温存は卵子凍結・胚凍結・卵巣凍結があり、それぞれにメリットデメリットがあります。

第一にもともとの病気の早期治癒を抑えながら、患者さまと主治医と連携して、

すべての方法の中で、ベストだと思われる方法を患者さまへご提案いたします。

 

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